love理論を読みました。
水野俊哉さんの作品ですね。
それの漫画版です。
感想を一言で言うと、オススメです。
まだ読んだことないなら今すぐ読むべきです。
具体的な恋愛テクニックが沢山詰まっています。
でも、大事なのはテクニックそのものではありません。
大事なのは、あくまでもWhy?の部分です。
つまり、「何故、それが恋愛テクニックとして機能するのか?」という部分ですね。
というわけで、この記事では、マンガ版のlove理論を読んでどう感じたのかを書きつつ、Why?の考察を行っていきます。
love理論の感想&考察〜「大変じゃない?」理論〜
「大変じゃない?」
これが一番最初に紹介されるLove理論です。
結論から言えば、このテクニックの本質は「共感」です。
人は他者から認められたい存在です。
共感はそんな自己承認欲求を満たす行為です。
そして「大変じゃない?」という言葉、そして、「頑張ってるね」という言葉は共感を示すのに良い言葉です。
ただし、「大変じゃない?」&「頑張ってるね」というワードを使っていれば良いのか?というと、そうではありません。
何故なら、あなたを始め多くの男が魅力的だと感じる女性は、「大変じゃない?」&「頑張ってるね」なんて言われ慣れているからです。
沢山の男たちが、素敵な女性にそのような言葉をかけます。
だからこそ、「大変じゃない?」&「頑張ってるね」を字句通りに投げかけたところで「あぁ、この男も私のことを狙っているのか…」と感じることでしょう。
もちろん全ての人がそうとは限りませんが、傾向としては「ありきたりな言葉」と感じることのほうが多いでしょう。
ちなみに、これをクリシェと言います。
クリシェは幼稚な印象を与えかねません。
ですので、出来れば避けたいです。
では、どうすれば良いのか?
シンプルな回答としては、相手のインサイトを掴んだ上で共感を示すのが重要です。
例えば、美容師の女性であれば、「立ち仕事って、足がきつそうだよね〜」とかですね。
「大変じゃない?」&「頑張ってるね」というLove理論の本質は、「そうなの!!あなたは分かってくれるのね!!」という想いを引き出すことです。
ですので、相手の立場にたって共感するのが大事だと言うわけですね。
love理論の感想&考察〜執着の分散理論〜
これは所謂「非モテコミット」ですね。
つまり、1人の女性のことを追いかけないようにしようって話です。
1人だけを追いかける男は「余裕」がないように見えてしまうとのことです。
確かに、一見すると1人の女性をアプローチしている時に、他の女性もアプローチするのは誠実ではないように思えます。
真面目なあなたは「不誠実じゃないか!」と感じるかもしれません。
しかし、正式に交際している段階でもないのであれば、問題はないはずです。
それに、そもそもあなたが本当にA子ちゃんに恋愛感情を抱いているのかなんて分かりません。
- あなたがA子ちゃんのことを好きな理由は何故ですか?
- それは、B子ちゃんやC子ちゃんでは満たされない気持ちですか?
- 実はB子ちゃんやC子ちゃんのことを知らないだけじゃないですか?
このように問われると、本当にA子ちゃんのことが好きか否かなんて分からないですよね。
とすると、あなたがA子ちゃんだけにアプローチするのはリスクが有りすぎませんか?
本当にA子ちゃんのことが好きなら何としてでもA子ちゃんを口説くべきです。
でも、まだ良くわかっていない段階であれば、A子ちゃんに執着するのではなく、他の女性とも関わっていく中であなたが本当に好きな相手を探す方が良いですよね。
というわけで、love理論の漫画版についての感想&考察でした〜〜。
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